校長室より

明日から夏休み

梅雨明け間近となり、暑い毎日が続いています。

ひわさ分校に週1回程度、訪問していますが、

会う度に、子どもたちが学校生活になじみ、落ち着いて

活動できている様子が見て取れました。

小さい学校の良さを生かして、様々な体験的な活動に

取り組んでいる様子は、ホームページに投稿されています。

たくさんの方に、見ていただけるとうれしいと思っています。

明日から夏休み。

一生に一度の○年生の夏休みに、様々な経験をして、

登校日や9月に、聞かせてほしいと思っています。

登校日にはぷち夏祭りも予定されています。

私もゲーム屋さんの店番をします。

今から楽しみにしています。

 

行事の秋

9月、10月、ひわさ分校では、様々な学校行事が実施されています。

運動会。それぞれの年齢やできることに応じて、自分のするべきことがわかり、

しっかりと活動できていました。

中学部修学旅行。生徒・教員併せて5名の家族旅行のような、3日間。

普段と違う刺激的な場所で、見たり聞いたり感じたり・・・

高等部宿泊学習。県庁の見学や、ホテルでの宿泊など、来年の修学旅行を見据えて

生徒も教員も楽しく、課題も見つけた行事でした。

行事は、楽しみでもあり、ドキドキ不安でもあり、

経験した後は、子どもたちの成長がぐっと見られるものです。

自分でがんばったこと、友達や先生と一緒にした経験が、これからを生きる力となっていきます。

そんな経験を、学校時代にたくさんしてほしいと思っています。

 

アーティストの卵展

文化の森近代美術館で開かれている展覧会に行ってきました。

ひわさ分校の生徒作品が、佳作に選ばれています。

世界のご飯が描かれたタペストリー。

とっても味のある作品でした。カフェにランチをしに行きたくなりました。

 

明日から9月

長い夏休みが終わり、明日から9月。

また学校に、子どもたちがやってきます。

これから冬休みまでは、学校全体で取り組む運動会や文化祭が楽しみですし、

高等部3年生は卒業に向けて、大事な時期となります。

分校にとって、何よりの変化は転入生がやってくること。

1名増えて18人。

ひわさ分校にはやく慣れて、分校ライフを楽しんでほしいと思います。

 

卒業式

晴れ渡る空の下,昨日はひわさ分校の卒業式でした。
中学部4名,高等部5名の卒業生を囲んで,在校生や保護者,来賓の皆様,そして教職員みんなで心の温まる卒業式を作り上げました。

中学部を卒業される皆さん,運動会や文化祭,校外学習などを通して,みんなと一緒にいろいろな経験ができた中学部時代でしたね。友達と協力したり,喜びを分かち合ったりすることは,一生を通じて大切なことです。この経験を生かして,高等部では社会で活躍するための力を身につけましょう。

高等部を卒業される皆さん,いよいよひわさ分校から巣立つ時が来ました。これからは,皆さんが努力して身につけた力を,人のために役立てたり,自分の幸せのために使うのです。これからの皆さんの生活が,笑顔に満ちて充実したものとなるようお祈りします。

ひわさ分校は,小さい学校です。
小さいけれど,人の温かさがたくさん詰まった宝石のような学校です。
卒業生の皆さん,ひわさ分校のことを覚えていてくださいね。
そして,時々思い出したり,遊びに来たりしてください。

ご卒業,おめでとうございます。

雨の運動会

9月23日(金)、ひわさ分校の運動会が開催されました。

当日は、あいにくの雨。体育館での実施でした。

本当は、運動場でご家族の方にも参加してもらう予定でしたが、残念ながら感染予防のため保護者の参加もなしとさせていただきました。

思えば2年連続、教員と生徒たちだけの運動会になりました。

でも、実はとても楽しかったのです。

「徒競走」改め、「スクーターボード競争」。中学部の「にんじゃぶんぶん」、高等部の「チャレンジ!防災!」。

そして無いはずのPTA種目が、教員対抗戦で復活。チーム対抗「ばらまきオセロ」。

どの競技も、一生懸命演技し、応援しました。本当に、自分たちのための運動会でしたね。

外は雨が降っていたけど、体育館の中はさわやかな秋晴れが見えた気がしました。

保護者の皆様、子どもたちの活躍を後日、是非ビデオで見てください。

新しい年度が始まりました。

令和4年度が始まり、すでに1ヶ月半が過ぎました。

新しい友達や先生を迎えるとともに、みんな一つずつ進級しました。

月に3~4回程度、分校を訪れます。そのときには、できるだけ子どもたちの授業の様子を見に行きます。

みんな新しいクラスや友達、先生にも慣れ、着実に毎日を積み重ねている様子が見えて、頼もしく感じます。

まだまだ新型コロナウイルスは油断できませんが、これから夏に向けて充実した日々が送れるように、校長として子どもたちを応援したいと思います。

卒業式

昨日は、ひわさ分校の卒業式でした。

中学部4名、高等部1名の人たちが、新たなステージに向かって巣立っていきました。

昨日は2名の人が欠席でとても残念でしたが、温かい雰囲気でよい卒業式ができました。

一人一人に卒業証書を渡すとき、とてもその子らしさが出て、大好きな瞬間です。

早くもらいたくて手を伸ばしてくる子、じっと私の目を見てにっこりする子、緊張の中にもきりっと引き締まった表情の子。

その子がその子らしく成長してほしい。そうした教員の願いが結実した卒業式でした。

みなさん、卒業おめでとう!

文化祭がありました。

11月13日(土)は、日和佐分校の文化祭でした。

新型コロナウイルスの状況も少し落ち着いて、保護者(1家族2名ですが)の皆様をお迎えして、公開で行うことができました。

朝、生徒たちの顔を見ると、なんだかいつもよりうれしそうで、でも少し緊張しているみたいでした。

 

まず、体育館で表現の部を見ました。

中学部は、「何でもオリンピック2021」。一人一人の特技や普段がんばっていることを、映像とリアル表現を組み合わせて発表します。掃除、ブラジリアン柔術、国旗当て、ダンスなどなど。

時々しか分校に来ない私にも、一人一人の活躍がよーくわかる表現でしたよ。

高等部は、「ミュージックステーション2021」。海外アーティストに扮したダンス、よさこいソーラン、リアルな器楽合奏など、盛りだくさんの表現。さすが高等部生だけあって、ちょっと大人な雰囲気もありましたよ。

司会、進行役の市川先生の大活躍も見所でした。

 

次に、音楽室で開かれている「作品展示」を見ました。

絵画や立体作品が、とてもたくさん展示されていましたが、中でも私は絵画作品にとても心を動かされました。

最近、「アールブリュット(生の芸術)」という言葉をよく耳にします。

専門教育は受けていないけれど、自分の感覚で、自分のために丹精込めて表現した芸術作品という意味でしょうか。

まさに、この表現がぴったりのすてきな作品がたくさんありました。

普段、教室や廊下で挨拶している生徒たちを改めて見直す、そんな気持ちにさせられる経験でした。

 

最後は、バザー。

体育館に並べられた野菜、手工芸作品などを、保護者や生徒たちと一緒に見たり、買ったりしました。

私は、野菜を少しと、マグネットやしおりを購入しました。本校の校長室で大切に使います。

 

これ以上ない秋晴れの下、心に残る文化祭ができました。

お越しくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

生徒たち、先生方、お疲れ様でした。

運動会!

9月25日(土)、分校の運動会が開催されました。

さわやかな秋晴れ、時折、涼しい秋風が流れる中でした。

今年は、本当に残念なことに新型コロナウイルス拡大を受けて、保護者や地域の方々への公開をあきらめました。

ですから、生徒たちと教員だけで、自分たちだけのための運動会でした。

でも、本番ということで生徒たちはとても緊張し、かつ、心から楽しんでいるようで、見ていてとてもうれしかったです。

選手宣誓、ラジオ体操が終わって、子どもたちみんなの徒競走は、思わぬ逆転があったりして、大盛り上がり。

種目数も少なく、時間もゆとりがあったので、誰かがトイレから帰ってないと休憩を延長したりして、本当に一人一人を大事にした運動会でした。

リレーでは、グランドに倒れてしまった人もいたけれど、起き上がってちゃんと最後までゴールできました。えらい。

最後は阿波踊り。私も少々、たしなんでいるので、みんなと一緒に思う存分踊りました。いつも、ボランティアで来てくださっている稲葉さんも、得意の太鼓をたたいてくださり、みんな楽しく踊りました。ありがとうございました。

コロナ禍でも、みんなで力を合わせて、とても楽しい運動会ができました。