文化祭がありました。

11月13日(土)は、日和佐分校の文化祭でした。

新型コロナウイルスの状況も少し落ち着いて、保護者(1家族2名ですが)の皆様をお迎えして、公開で行うことができました。

朝、生徒たちの顔を見ると、なんだかいつもよりうれしそうで、でも少し緊張しているみたいでした。

 

まず、体育館で表現の部を見ました。

中学部は、「何でもオリンピック2021」。一人一人の特技や普段がんばっていることを、映像とリアル表現を組み合わせて発表します。掃除、ブラジリアン柔術、国旗当て、ダンスなどなど。

時々しか分校に来ない私にも、一人一人の活躍がよーくわかる表現でしたよ。

高等部は、「ミュージックステーション2021」。海外アーティストに扮したダンス、よさこいソーラン、リアルな器楽合奏など、盛りだくさんの表現。さすが高等部生だけあって、ちょっと大人な雰囲気もありましたよ。

司会、進行役の市川先生の大活躍も見所でした。

 

次に、音楽室で開かれている「作品展示」を見ました。

絵画や立体作品が、とてもたくさん展示されていましたが、中でも私は絵画作品にとても心を動かされました。

最近、「アールブリュット(生の芸術)」という言葉をよく耳にします。

専門教育は受けていないけれど、自分の感覚で、自分のために丹精込めて表現した芸術作品という意味でしょうか。

まさに、この表現がぴったりのすてきな作品がたくさんありました。

普段、教室や廊下で挨拶している生徒たちを改めて見直す、そんな気持ちにさせられる経験でした。

 

最後は、バザー。

体育館に並べられた野菜、手工芸作品などを、保護者や生徒たちと一緒に見たり、買ったりしました。

私は、野菜を少しと、マグネットやしおりを購入しました。本校の校長室で大切に使います。

 

これ以上ない秋晴れの下、心に残る文化祭ができました。

お越しくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

生徒たち、先生方、お疲れ様でした。